爪水虫を自宅で治療する為の豆知識!水虫菌の弱点を知り効果的に治す!

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白癬菌にも色々な種類があり、中でも足の水虫から見つかる菌は限られていて、そのほとんどがトリコフィトン・ルブルム(紅色菌)とトリコフィトン・メンタグロフィティス(趾間菌)の2種類で99パーセントを占めています。

白癬菌は人の皮膚や爪に入り込んで寄生し、かゆみや水疱、脱毛などの様々な症状を引き起こします。

通常、人間に病気を引き起こす細菌やウイルスなどと異なり、生きている細胞の中へは侵入することができません。

白癬菌は死んだ細胞の中でのみ活動することができます。

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私たち生きている人間の皮膚にも死んだ細胞があります。それは表皮のいちばん外側にある角質層、さらに爪や毛です。

この角質層にはケラチンという硬いたんぱく質のつまった角質細胞、これは核のない死んだ細胞ですが、この細胞がびっしり層状に重なりあって、外から色々なものが勝手に皮膚に入り込めないような構造になっています。

細菌など通常の微生物はこの角質層に傷が無い限り皮膚に入り込めません。

しかし、白癬菌はケラチンを分解するケラチナーゼという特殊な酵素を持っていますので、この酵素を分泌してケラチンを栄養にしながら角質層に棲みつくことができるのです。

この角質層の厚さは身体の部位によって様々で、最も厚いのが足の裏です。爪や毛もこの角質層が分化したもので、やはりケラチンが主成分です。

そのため白癬菌にとってはケラチンに富む角質層や爪や毛は「絶好の棲家」なのです。

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白癬菌はカビなので高温多湿なところが大好きです。

ある実験では、人間の体温に近い35度においては、湿度85パーセント以下の場合、付着してから1週間たっても角質層に入り込めない白癬菌が湿度を100パーセントにあげると1日で侵入できるようになります。

実際に私たちの足の指の湿度を測ると、素足の場合は80パーセント程度ですが、ずっと靴を履いていると100パーセント近くになります。人間は足に1日200ミリリットルも汗をかくと言われています。

靴の中は高温多湿の条件にピッタリの、白癬菌にとってはとても住みやすい繁殖しやすい空間です。

白癬菌は冬の低温期になると活動が鈍くなり、完治したように見えますが、実際には白癬菌は寒くても死ぬことはなく、皮膚の角質層に潜んでしぶとく生き残り適温になるのをじっと待っています。

活動の鈍っている時期にしっかりと治療をすることで、効率的に白癬菌を退治することができるのです。

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