「え!?これ爪水虫?」自覚症状が少なく厄介な5つの症状がこれ!

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一般的に足の裏の水虫が広がって爪に及ぶときには、白癬菌は爪の先端の下部あるいわ脇から入り込みます。

そのため、その部位の角質が増殖して、爪の先が厚くなって、混濁し黄色または白色調になります。

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その部分を削るともろく、ボロボロと細かい爪の破片が取れるようになります。この変化は徐々に爪の根本に広がっていきます。このタイプは「遠位側緑部爪甲下型」と呼ばれ、爪の水虫患者の9割を占めています。

そのほかにも爪の表面に膜をつくる「白色表在型」爪の根本から侵される「近位部爪甲下型」爪全体が変形してしまう「全層異形成型」があります。

以下の疾患でも爪水虫と 同様の変化が見られることがあり、それぞれの病気で治療法も異なります。

  1. 厚硬爪甲(こうこうそうこう)
    高齢になると爪が厚くなり固くなることがある。
  2. カンジダ
    白癬菌以外のカビが爪に入り水虫に似た症状が出る。
  3. 爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)
    爪とその下の皮膚が剥がれて、爪を上から見ると白く見える疾患。爪が厚い場合には水虫と区別ができない。
  4. 乾癬(かんせん)や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
    爪水虫と似た症状が出る。
  5. 足の小指の爪が靴などで圧迫され変形する。

また、水虫は命に関わる病気ではありませんが、治療せずに放置しておくと、様々な弊害が生じます。

  1. 足の裏全体に及ぶと角質増殖型に移行し、爪にまで菌が入りこみ爪水虫になる。爪水虫になると治りにくい。
  2. 水虫の足から落ちたアカには白癬菌が潜んでいて、体の他の部分につくと、たむしやいんきんたむしになる。また、毛につくと毛が抜けることがある。
  3. 細菌感染を起こして、足がはれ上がり歩けなくなった人も少なくない。
  4. 家族や職場の同僚への感染源になり、迷惑をかける。
  5. 足がかゆくて仕事に身が入らない。靴を履くと痛い、足を人に見せられないなど、日常生活に支障をきたすことがある。

最近では白癬菌を殺す作用をもつような強い市販薬も販売されています。

適切に使用すれば、病院や診療所でもらう薬と同じような効果が期待できますが、他の病気に水虫を塗り続け症状が悪化してしまうことも多いです。

その結果、病院に行くことになればお金も時間も無駄になってしまいます。

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たとえ本当の水虫であっても、病巣が足の裏全体(角質増殖型)や爪にまで広がっている場合や、糖尿病などの基礎疾患がある場合、掻きこわしてしまった場合、かぶれや細菌感染を合併している場合などは内服療法を含めたより専門的な治療や管理が必要になります。

水虫は放置せず、適切な治療をすることをお勧めします。

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