水虫や爪水虫がうつる原因は、白癬菌というカビの一種によるものです。白癬菌は風邪などのウィルス・細菌といったものではありませんので空気感染をすることはありません。
洗い流すこともできるので、家族に水虫・爪水虫の方がいたとしても、洗濯ものを分ける必要もありません。また、水虫・爪水虫の人の患部を触ってしまったからといってすぐに感染するものでもありません。
とはいえ、家庭内での感染が一番多いことには変わりはありません。今回はその理由を調査結果と合わせてお伝えしたいと思います。
水虫・爪水虫はこうしてうつる
原因は白癬菌とお伝えしましたが、水虫・爪水虫の人が生活していうく上で落としたアカの中に白癬菌は潜んでいます。
家庭内であれば、フローリング・畳・カーペット・バスマットなど至る所にいます。外出先でも、職場や銭湯や温泉やプールや病院など至る所にいます。
『【水虫の感染時間】最短で12時間で水虫がうつる!?白癬菌の侵入速度』でもお話していますが、こういった白癬菌が潜んでいるアカが足に付着してから24時間以上の時間を掛けて水虫症状を起こすのです。(場合によっては12時間)
ちなみに、アカの中でも白癬菌は条件が合うと1年以上も生き延びていますので、家庭内での感染が一番多いのです。
水虫・爪水虫の人の家族には同じ症状が出ている
こちらは水虫・爪水虫の方5044人を対象に「同居している家族に水虫の人はいますか?」と調査した結果です。「いない」と回答された人の中には、同居している家族自体がいないって方も含まれています。
それでも、水虫・爪水虫の方と一緒に住んでいる家族には34.8%も同じ症状が出ていることから、家庭内での感染が非常に多いことがわかります。
同じ症状が出ている家族は配偶者が一番多い
こちらは、「いる」と回答された方の中から「水虫・爪水虫の症状が出ている人は誰ですか?」と調査した結果です。半数の人が配偶者だったのです。
これは「一緒に住んでいる家族」は配偶者が一番確率的に多いってことも関係しているとは思いますが、家庭内から感染することが多いって証拠でもあります。
ちなみにアメリカやヨーロッパでは、家庭内でも靴を履いていたり、シャワーを浴びても一人一人バスマットを替えるので、家庭内での水虫・爪水虫の感染は少ないと考えられているようです。
この様に日本の水虫・爪水虫の感染は、家庭内での感染が多いです。
自分に症状が出ている、家族に症状が出ている、どちらも放って置くと他の家族にもうつってしまいますので、気づいた時点で家族みんなで治療に励むことを心がけましょう。
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