「足の皮がむける」と聞くと誰もが水虫だと思いますが、実は「足の皮がむける」だけでは水虫だと断定できません。
今回は、水虫によく似た病気である【汗疱】と【カンジダ】、この2つと【水虫】の違いについてお伝えしたいと思います。
目次
「足の皮がむける」水虫と汗疱とカンジダの違い
足の皮がむけたので水虫だと断定できない理由は単純で、水虫以外でも足の皮がむける症状があるためです。
こういった足の皮がむける症状を今回は3つ程お話していきます。
こちらの写真は水虫の症状です。それぞれと比較してみてください。
1.足のムレ
足の裏や足の指の間は湿ったままにしておくと、だれもが白くふやけてきます。
この状態が長く続いていると足の皮がむけることもあります。
当たり前のことですが、乾燥させることにより未然に防ぐことができます。
足の裏には汗を分泌するエクリン汗腺が密集しています。
私たちの足は1日に200ml(コップ1杯)もの汗を出し、皮膚の表面の表皮ブドウ球菌などの常在細菌が活性化されます。
そして、アカや皮脂を分解して、イソ吉草酸などの脂肪酸を作り出します。
これが足の臭いの主体です。
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2.汗疱(かんぽう)
汗疱といい、春や夏などの季節の変わり目になると、手や足の指の側面に直径1~2㎜の小さな水疱(水ぶくれ)が多発したり、うすく丸く襟飾り状に皮がむけたりする人がいます。
この症状は手や足に汗をかきやすい体質の人によく見られます。
自分がこの体質かどうかを判断するには、手のひらを触ってみて湿っぽいかで判断できます。
汗疱が水虫の症状と似てしまうケースは、赤みやかゆみを伴い異汗性湿疹(いかんせいしっしん)となった場合です。
異汗性湿疹は、あまり聞いたことがないかもしれませんが、珍しい病気ではなく水虫と同じぐらいありふれた病気です。
厄介なのが、水虫と同じで再発を繰り返すことにより足の裏の角質層が厚く硬くなってしまうこともあるので、見分けを付けるのが難しいのです。
異汗性湿疹の場合は、毎年同じ時期に発症するケースが多いので冬に発症する場合は、水虫ではなく異汗性湿疹と判断するのが有力かと思います。
また、異汗性湿疹(汗疱)になりやすい人は足に汗をかきやすいので、指の間がむれやすく水虫にもなりやすい傾向があります。
こういったことから、水虫と異汗性湿疹が合併していること、また交互に症状が出ることなどもあります。
3.カンジダ
カンジダとは白癬菌とはまた違う種類のカビの感染です。
違うカビの感染ではありますが、その症状は足の指の間が白くふやけて、皮がむける症状です。
頻度は少なく、水虫と比べると浸軟(角層がふやけて白く見える)の程度が強いのが特徴ですが、見ただけでは水虫かカンジダか判断することはできません。
水虫だと判断する方法
こういった症状が出ていて水虫かどうか判断するには、専門医のいる皮膚科にいって顕微鏡検査などを受けることが一番です。
こちらでは、自分で確認できる方法をお話しますがあくまで目安ぐらいに思ってください。
足の甲まで赤くなっている場合
足の甲や指の伸側に水虫ができることはありませんので、こういった場所まで症状が出ている場合は水虫の可能性は少ないと考えます。
同時に両足に似た症状が出た場合
水虫になるには、足に付いた白癬菌の数や時間、また角質層の傷の数や深さ、日々の生活習慣による温度と湿度など、色々なことが完成して水虫が発症します。
こういったことが同時に両足に発症することは考えずらいため、同時に症状がでた場合は違う病気を疑います。
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