水虫・爪水虫の原因である白癬菌の感染力は決して強いとは言えません。空気感染もしませんし、触ったらすぐに水虫になる訳でもありません。
水虫・爪水虫の人が落としたアカの中にいる白癬菌を踏んだとしても、その足にすぐ水虫症状が現れる訳ではないのです。
では、足に付いた白癬菌をどうすればいいのか?それが今回お伝えする「足を洗う」ってことなのです。
24時間以内に足を洗えば感染しない
『【水虫の感染時間】最短で12時間で水虫がうつる!?白癬菌の侵入速度』でもお話をしましたが、足に付着した白癬菌が菌糸を伸ばし角質層に入るのには湿度100%の環境化で24時間以上かかります。
足に付いた白癬菌の大部分は、角質層に入り込む前に自然に落ちたり、洗い流されたり、タオルで拭かれたりしますので、白癬菌が付着したから必ず水虫になるってことではありません。
しかし、24時間以上も白癬菌が足についたままだと水虫に感染する可能性があります。
白癬菌は洗い流すことができるので、24時間以内に1回以上、足をキレイに洗って拭き取れば水虫になる可能性はほとんどなくなるのです。
水虫予防で足を洗う際の注意点
足を洗う際には、とくに趾間をキレイに洗うようにしましょう。
ただし、アカスリや軽石でゴシゴシ洗うことはしないようにしてください。こういった洗い方のが一見白癬菌がキレイにいなくなるイメージがあります。
しかし、実際は足に傷がついてしまい、そういった状況ですと24時間以上かけて入り込んでいた白癬菌の侵入時間が12時間に短縮されたケースもあります。
こうなってしまうと、逆に水虫に感染しやすくなってしまいますので、注意してください。
仕事の休憩時間などに足を拭く
水虫・爪水虫を治療中の人たちがよくやっていることとしては、仕事の休憩中などにトイレで足をキレイに拭き、新しい靴下に履きかえるってことです。
たったこれだけのことでも、やるとやらないではかなり変わってきます。
白癬菌は湿度が高いところですと活動が活発になりますので、1日8時間以上靴を履くと白癬菌にとって都合の良い環境になってしまします。
とはいえ、会社員であれば1日8時間以上靴を履くのは当たり前のことなので、このように休憩中に足をキレイに拭き取り乾燥させて靴下を変えることは、白癬菌の活動を抑え水虫・爪水虫が早く改善することに繋がります。
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