水虫・爪水虫がうつる理由は、水虫・爪水虫の人が落としたアカを踏むことから始まります。アカの中にいる水虫菌(白癬菌)が「足の角質層に入ってくることが原因」です。
今回は人間が落とすアカと白癬菌についてお話したいと思います。
こうしてアカは落ちている
角質層の中で古くなった細胞は、下からやってくる新しい細胞に押し出されて、アカとなり剥がれ落ちていきます。この働きが皮膚の新陳代謝で、新しい角質層がいつも同じ厚さになりバランスが取れているのです。
では、日常生活でアカがよく落ちる時ってどんな時でしょうか?
それは、靴下を脱いでいる時・素足で床やカーペットの上を歩いている時・スリッパを履いたり脱いだりしている時など色々とあります。
水虫・爪水虫の原因である白癬菌は、こういったアカの中にたくさんいるのです。
「アカの中でも1年」白癬菌の生存期間
水虫や爪水虫の人が落としたアカの中には白癬菌がいるとお話しましたが、アカから離れて独立している白癬菌もいます。
このアカから離れた白癬菌の場合ですと、長時間生きていることはできません。
白癬菌は高温多湿の環境を好みますので、乾燥したフローリングや外気にさらされている場所で放置されていると、比較的短時間で死滅します。
しかし、落ちたアカの中にいる白癬菌は、アカの中に十分は湿度がある場合、アカを栄養源にして数ヶ月~1年以上も白癬菌は生存しているのです。
生存している白癬菌がいるアカを踏むことにより、そこから白癬菌が足に感染して水虫が発症するのです。
つまり「父が1年前に落としたアカから感染した」ってケースも全然考えられるのです。
アカの中で白癬菌が生きていると
こういったことから、予測される事態をいくつかピックアップします。
- 水虫・爪水虫が完治した後に再発する原因になる
- 家族に水虫・爪水虫の人がいるとうつる可能性大
- 寝転んで全身を使い遊んでいる子供の身が危険
このように、家族にうつってしまった場合は、家族全員で完治を目指さないと、今回お話させていただいた理由から再発を繰り返してしまい、家の中が白癬菌だらけの状態が続きます。
白癬菌は、まだ感染していない自分の他の部分や、家族に感染する可能性が高いので注意が必要です。
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